【歴史解説】ゼルダの伝説シリーズのストーリーを時系列ごとに並べてみた

RPG・ロールプレイングゲーム
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ゼルダの伝説シリーズの時系列

「ゼルダの伝説」シリーズは、主に3つの主要な世界観に基づいています。それぞれの世界がどのように分岐し、またどのように一貫したストーリーを織り成していくかが、このシリーズの魅力の一つです。以下で、その流れを詳細に見ていきます。

1. 時のオカリナ:分岐の起点

シリーズの時系列の分岐点となるのが「ゼルダの伝説 時のオカリナ」です。この作品のエンディングによって、3つの異なる世界線が誕生します。それぞれは、プレイヤーがゲーム内でどのように進めたかに応じて分岐するため、ゲームの結果が異なれば、その後の物語にも大きな影響を与えることになります。

・敗北した場合の世界

「時のオカリナ」でリンクがガノンに敗北した場合、この世界線ではガノンが勝利し、ハイラル王国は混乱に包まれます。リンクは敗北し、世界はガノンの支配下に置かれます。これに続くタイトルが「神々のトライフォース」や「リンクの冒険」などです。これらのゲームでは、リンクの冒険の目的が王国を取り戻すことであり、通常の平和な世界を回復しようとする姿が描かれます。

・子供時代の世界

リンクがガノンを倒した後、過去の時代に戻った世界が描かれます。この世界線では、リンクが子供時代に戻り、ガノンの復活を防ぐために行動します。リンクが過去に戻ることで、彼の冒険は「ムジュラの仮面」や「トワイライトプリンセス」などの物語に続きます。これらの作品では、過去の出来事を正すことで、未来に起こる問題を防ぐことがテーマになっています。

・大人時代の世界

ガノンを倒し、その後の時代が描かれる世界線です。リンクが大人になった後の世界では、ガノンの復活や新たな危機を乗り越えるための冒険が繰り広げられます。この世界線に続く物語には、「風のタクト」や「夢幻の砂時計」などが位置し、これらの作品では、ガノンが封印されてからの未来の世界を描いています。

2. スカイウォードソード:物語の起源

「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」は、シリーズ全体の時系列の中で最も初期に位置する作品です。このゲームでは、リンクとゼルダの祖先が登場し、彼らの冒険が後のゼルダとリンクの物語の起源となる重要な役割を果たします。

「スカイウォードソード」では、リンクとゼルダの関係や、ハイラル王国の起源が描かれています。また、ゲーム内で「トライフォース」が登場し、神々によって王国が創造される過程が明かされます。この冒険が後に続くゼルダシリーズの基盤を築くことになります。

3. 各世界線の関連性

各世界線の物語がそれぞれ独立しながらも、全体としては大きな一貫性を保っています。これらの時系列が一つの大きなストーリーに繋がっていく中で、シリーズの特徴である「リンク」「ゼルダ」「ガノン」の三者の関係や冒険が次第に描かれていきます。時の流れや場所の異なる時代で、同じキャラクターたちが何度も異なる冒険を繰り広げているのです。

「ゼルダの伝説」の時系列は、非常に深い世界観と物語が絡み合っており、ゲームごとに新たな謎が解き明かされていきます。各作品がどのように前作と繋がり、また異なる可能性を提示しているのかを追いながらプレイすると、さらに面白さが増します。

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